おはようございます。
練馬区議会議員の佐藤力です。
今日は8月30日。夏休みはあと2日で終わり、多くの学校で月曜から新学期が始まります。
この記事では、夏休み明けに増える子供の自殺について、保護者の皆さんが今日からできる支え方をわかりやすくお伝えします。
「いま苦しい」と感じている方は、無理に読み進めず、下記の相談窓口に今すぐ繋がってください。
目次
1.小中高生の自殺者数
厚生労働省・文科省の最新公表によると、2024年の小中高生の自殺者数は529人でした。
長期休業明け直後に増える傾向は長年確認されています。

平成27年版「自殺対策白書」では、統計上9月1日が最も自殺者数が多い日であることが示されています。
2.なぜ夏休み明けに増えるのか?
- 生活リズムの急変
- 登校再開への不安
- 学業・進路の悩み
- 人間関係や家庭内ストレス
2023年の動機別統計では、「学校問題」が最多で、特に学業不振や進路の悩みが大きな要因となっています。
ただし、原因を一つに決めつけず、背景は人それぞれ異なるという視点を持つことが大切です。
3.サインと声のかけ方
子供が発しているSOSのサインに気付くことが重要です。
よくあるサイン

- 睡眠や食欲の乱れ
- 朝の登校しぶり・欠席
- 好きだったことへの無関心
- 「消えたい」など否定的な発言やSNSの変化
- 身だしなみの急な乱れ
声のかけ方(事実 → 感情 → 希望)

事実:「最近、朝つらそうに見えるけど、どう?」
感情:「そう感じるのは自然なことだよ。しんどかったね。」
希望:「一緒に月曜の始め方を考えよう。登校する?/遅れて登校する?/保健室に登校する?/今日は休む?どれが良さそう?」
“消えたい・死にたい”が出たら
「言ってくれてありがとう。それは大事なサイン。今、一緒に相談先に繋がろう。電話は親がかけるから、そばにいて。」
危険が差し迫る場合は110/119へ。迷ったら最寄りの保健所・学校に連絡してください。
NGワード

- 「みんなやってる」
- 「気の持ちよう」
- 「頑張ればできる」
- 「なんでできないの?」
代わりに「一緒に」「選べる」「今は休んでOK」「助けを借りよう」と伝えましょう。
4.今すぐできる支援

今夜(8/30)やること
- 寝る時刻を15〜30分だけ前倒し
- 明日の予定を軽くして、学校の持ち物を一緒に準備
明日(8/31)やること
「月曜朝のプランを一緒に決めよう。①通常登校 ②遅れて登校 ③保健室登校 ④欠席。どれでも選んでOK」

始業当日の朝(9/1)
顔色・体温・睡眠を確認。行ける範囲で動き、無理なら「休む」も選択肢に。
少なくとも1週間は見守りを継続してください。
判断に迷ったら、以下の相談先を利用しましょう。
相談窓口一覧

- 24時間子供SOS(文科省):0120-0-78310
- よりそいホットライン:0120-279-338(多言語対応/IP 050-3655-0279)
- こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
- いのちの電話:0120-783-556
※緊急時は110/119へ。迷ったら保健所・学校・区市町村に連絡してください。
まとめ
夏休み明けは、特に見守りを強化する時期です。
「一人にしない」「決めつけない」「相談先へつなぐ」——この3点を心に留めてください。
一緒に子供たちに寄り添い、支えていきましょう。
