こんばんは。
練馬区議会議員の佐藤力です。
実は今、子供を狙った犯罪や大規模災害への不安が高まり、保護者の皆さんからも
「通学時の安全が心配」という声が、とても多く寄せられています。
スマホだけでなく、見守りGPSまで「持ち込み制限」に
ところが今年、学校を通じて教育委員会から出された通知では、携帯電話だけでなく、
なんとスマートウォッチや「見守りGPS」まで持ち込み制限の対象に含まれていました。
しかも以前は「校長判断で許可できる」とされていたのが、今回は
「校長判断で許可できる場合もある」という表現に変わり、
基準がより厳しくなった印象を受けます。
保護者の方々からは、
「スマホは禁止で良いけれど、位置情報だけのGPSまで制限するのは行き過ぎでは?」
という声も多く寄せられています。
議会で見守りGPSの持ち込み許可を求めました
こうした現状を踏まえて、私は区議会で、見守りGPSは持ち込みを認めるべきだと求めました。
その結果、練馬区の教育指導課長から、次のような答弁を得ています。
基本的なGPS機能のみの機器は、確認の必要が無いと考える。
位置情報のみの見守りGPSは「原則持ち込み可能」です
この答弁のとおり、位置情報のみの見守りGPSについては、原則として学校への持ち込みが可能です。
スマートフォンのように多機能な通信機器ではなく、
純粋に位置情報だけを確認するための機器については、教育委員会としても
「確認の必要はない」という整理になっています。
もし学校現場で見守りGPSの持ち込みを断られてしまったり、
運用の仕方などでお困りのことがあれば、ぜひ私にもご相談ください。
子供の安全を守る「安心のツール」を使えるように
子供の命と安全を守るためには、保護者の不安を少しでも軽くできる環境づくりが欠かせません。
見守りGPSは、そのための大切な「安心のツール」の一つです。
これからも、現場の実情に合ったルールづくりを進め、
子供たちが安心して通学できる環境を整えていきます。

