【必見】学童クラブでお弁当が頼めるようになるか? 

おはようございます。
練馬区議会議員の佐藤力です。

練馬区に対して、全学童クラブでのお弁当注文サービス導入を要望しました。


さて、毎年夏休み前になると、新一年生の保護者から「学童クラブで夏休み期間中にお弁当を注文できるようにしてほしい」というご相談を多くいただきます。
学校がある期間は給食があるため、お弁当を作る必要はありませんが、夏休みなど長期休業期間中は給食がないため、昼食を用意しなければなりません。
学童クラブに通う子供たちの多くは共働き家庭の子供で、保育園時代は夏休みを含め給食が提供されていたため、昼食の心配は不要でした。
しかし、小学校に進学すると、お弁当を作らなければならず、共働き家庭にとっては大きな負担となっています。

私自身もかつて、幼稚園に通う子供のためにお弁当を作っていた経験があります。
夕食を作る際に翌日のお弁当の献立を考え、できるだけ栄養バランスを整えたいと努力していましたが、特に野菜をどう食べさせるかには苦労した記憶があります。
子供たちってなかなか野菜を食べないんですよね。
でも、親としては食べてもらいたい。
食べないものは入れない、とするのは簡単なのですが、そうすると、毎回、茶色っぽいものばかり、同じようなおかずばかりとなってしまいます。
毎日、格闘していたのを今でも鮮明に覚えています。
ですので、夏休み期間中にお弁当を注文できるサービスを望む保護者の声はとても理解できます。

これまでも、いただいた要望を受けて、全ての学童クラブでお弁当の注文ができるよう、幾度も練馬区に対して要望を出してきました。
しかし、区からは一部の学童クラブですでに導入されているため、区全体としての導入は難しいとの回答が繰り返し出されてきました。
練馬区も学童クラブでのお弁当注文の導入を否定しているわけではなく、保護者主導で学童クラブと調整ができれば導入してもいいとのスタンスでした。
そのため、相談いただいた保護者の方には、導入に成功している学童クラブの情報やプロセス、受注業者についての情報提供を行い、ご自身で導入を進めていただくよう話をしていました。
ただ、なかなか保護者の方も忙しいため、「取りまとめが難しい」「運営事業者の了承が得られない」「受注業者が見つからない」などの理由で、導入を断念している方が多いのが実情です。

練馬区では「子育てのかたちを選べる社会の実現」を掲げ、最近では保育園で紙おむつや食事用紙エプロンのサブスクリプションサービスが導入されました。
これは、練馬区が事業者を選定し、保護者が事業者と直接契約を結び、各保育園が商品の受け取りと提供を行うという仕組みで行われています。
まさに学童クラブにおけるお弁当の注文も同様のスキームで実施することができるため、改めて、練馬区に対して、全学童クラブでのお弁当注文サービス導入を要望しました。

区からは検討していくとの前向きな回答をいただき、現在、来年の夏休みから全学童クラブでお弁当が注文できるよう検討が進められています。
進展がありましたら、またご報告させていただきます。

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