土支田農業公園を大解剖!歴史・役割・リニューアル計画まで徹底解説!

おはようございます。
練馬区議会議員の佐藤力です。

今回は 土支田農業公園(どしだのうぎょうこうえん) をご紹介します。
この公園は「農業」と「自然・ふれあい」をテーマにした、ちょっと特別な公園です。

「なぜ農業公園があるの?」「どんなことができるの?」「これからどう変わるの?」
そんな疑問に、歴史から最新のリニューアル計画まで分かりやすく解説します。

目次

  1. 公園の成り立ちと歴史
  2. 古納屋の移築復元
  3. 今後のリニューアル計画
  4. 区民への期待と提案

1.公園の成り立ちと歴史

土支田農業公園は平成5年(1993年)に開設されました。
目的は「区民が土に親しみ、農業を体験できる場を提供し、緑化意識を高めること」。

当時としては全国的にも珍しい「農業講習付きの体験農園」として整備され、種まきから収穫までを学ぶ農業教室が行われてきました。

2.古納屋の移築復元

園内には畑以外にも「旧見留家納屋(きゅうみとめけなや)」があります。
かつて大泉町にあった農家の納屋を平成3年に解体し、平成5年に移築・復元したものです。

木造平屋の寄棟造で、外壁は土壁や板張り。江戸時代末期から明治期の建築と考えられています。
昔ながらの農村の姿や農具文化を伝える貴重な建物です。

3.今後のリニューアル計画

近年は、区内に農業体験農園が増えたことで役割が薄れ、さらに管理棟の耐震性にも課題が見つかりました。
そのため、令和7年度からは区画貸し型の区民農園スタイルに転換されます。

公表されたリニューアル計画のポイントは以下のとおりです。

  • ファミリー向け区画貸し農園
  • 子供が遊べる「どろんこ広場」「芝生広場」「かぼちゃトンネル」
  • 古納屋の休憩・展示活用
  • 沿道緑化に役立つ「庭木見本園」や剪定講習

4.区民への期待と提案

周辺では戸建て住宅が増え、子育て世帯も増加中。ファミリー層に特化した施設への転換は大きな意義があります。

しかし現実には「農具がない」「知識がない」「子供と一緒に作業するのは難しい」と感じる方も少なくありません。
だからこそ、次のような支援が必要です。

  • 農具や苗の貸出
  • 指導員や「農サポーター」の活用

さらに、庭木見本園に加えて花壇や植栽、ベンチを整備し「散歩がてら立ち寄れる」魅力づくりも欠かせません。
また、隣接する児童遊園も含めた全面的な再整備を進めるべきだと考え、先の決算特別委員会で要望しました。

まとめ

今回は、土支田農業公園の成り立ちとリニューアル計画について解説しました。
地域の歴史を伝えつつ、ファミリーに親しまれる新しい農業公園として生まれ変わろうとしています。

「こんな工夫があったら行きたい!」「こういう農園なら参加したい!」など、ぜひ教えてください。
また、私の公式LINEでもご意見・ご相談を受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。

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