先日、練馬自民党で福岡県に視察に行ってきました。
視察先は2か所。
久留米市議会と北九州市子ども総合センター。
1日目にお伺いしたのは、久留米市議会。
目的は、「議会のタブレット端末の導入について」です。
議会から、コスト削減、利便性の向上、労務改善などの対応ツールとして導入してはどうかという提案を受けて、タブレット端末が導入されました。
平成29年12月からタブレット端末の運用が開始され、30年11月に委員会の完全ペーパーレス化、令和元年6月から本議会での運用が開始されています。
タブレット端末では、議会資料やスケジュールの共有、チャットによる情報伝達などを行っています。
ICT化が進んでいない練馬区議会からすると、第一歩を踏み出した久留米市議会はすごいなと思います。
ただ、まだ議会のみの導入となっており、役所側は紙での運用となっています。
そのため、紙資料のデジタル化に対する業務量の増加、紙使用量の削減への効果薄、利用者のスキルの格差などなど、まだまだ課題が多くあると感じました。
私も個人的に、ノートパソコンと合わせて、タブレットを活用し、ペーパーレス化、資料のクラウド化など行っています。
ただ、なかなか完全ペーパーレスには程遠く、アナログに頼る部分も多くあります。
日進月歩で技術革新されるICT分野ではありますが、ICT化して反対に不便になってしまっては本末転倒です。
デジタルとアナログをうまく融合させていくことが重要だと考えます。
視察2日目については、また改めて記事にさせていただきます。