こんばんは。
練馬区議会議員の佐藤力です。
さて、今回のテーマは、「東京外かく環状道路の本線トンネル工事」についてです。
●東京外かく環状道路の本線トンネル工事
さて、 東京外かく環状道路の本線トンネル工事は、令和2年10月に調布市内のシールドトンネル直上部において発生した陥没事故により、全てのシールド機の掘進作業が停止しました。
その後、令和4年2月、安全確認や対策を講じた上で、本線トンネル(南行)シールドマシンの掘進が再開となりました。
しかしながら、同年4月に大泉ランプと本線トンネル合流部の工事のためにあらかじめ設置されていた地中壁にシールドマシン前面のカッター部が接触し、シールドマシンが損傷したため、再び掘進が停止となりました。
その後、シールドマシンの補修が完了したため、11月に掘進を再開し、さらに、大泉側本線トンネル(北行)シールドマシンにおいても掘進を再開しました。
今回、私が委員長を務める交通対策等特別委員会において、掘進を再開したトンネル工事の視察を行いました。
国土交通省やネクスコ東日本、ネクスコ中日本の方々にご対応いただき、工事の状況や再発防止策などについて、現場を見ながら説明を受けました。
正直、調布での陥没事故を起こした後、ようやく再開した工事であるにも関わらず、非常に単純なミスによってまた事故を起こし、工事を停止せざるを得なかったことはとても遺憾に思います。
改めて、事業者に対して、再発防止策を徹底するとともに、不安に思う地域の方々に情報提供を行いながら、細心の注意を払って、工事を進めていくよう求めました。
❏東京外環プロジェクトホームページ
https://tokyo-gaikan-project.com/