おはようございます。
練馬区議会議員の佐藤力です。
現在行われている衆議院議員選挙の練馬区事情について解説いたします!
衆議院小選挙区の区割り変更について
1. 「10増10減」とは?
令和4年11月に 公職選挙法が改正 され、 25都道府県・140選挙区 の区割りが変更されました。
「10増10減」という言葉をニュースで耳にした方もいるかもしれませんが、これは令和2年の国勢調査の結果に基づく、 各都道府県の人口に応じた議席数の再配分 を意味します。
- 5つの都県 では議席が1~5増加
- 10県 では議席が1減少
2. 練馬区の新しい区割り
- 東京都 では5つの新しい選挙区が追加されました。
- 練馬区の区割りも変更され、従来の
- 4分の3が 東京9区
- 4分の1が 東京10区
という分かりづらい区割りから、 - 笹目通を境に、東側が 東京28区、西側が 東京9区 へと再編されました。
- 一部の町(例:貫井4丁目、富士見台3丁目)では 番地単位で区割り されており、若干の複雑さは残っていますが、以前に比べて分かりやすい区割りです。
3. 認知の課題
- 区割り変更が まだ十分に浸透していない 印象もあり、とくに東京9区から28区へ移行したエリアの住民は、変更を十分に理解していない場合があります。
- 投票所に行った際、「投票したい候補者が名簿にない」といった混乱を避けるため、 ご自身の選挙区と立候補者を確認 していただくようお願いします。
- 詳しい区割り情報は、以下の練馬区ホームページをご覧ください。
練馬区選挙区の区割り変更詳細
4. 東京9区と28区の立候補者と状況
東京9区の候補者
- 菅原一秀(自民党推薦)
- 大津あやか(みんなでつくる党)
- 山岸一生(立憲民主党)
- 大河内しげた(日本維新の会)
- 自民党は、不記載問題等によって非公認となった今村ひろふみさんと、3年前、公職選挙法違反で公民権停止となったすがわら一秀さんが、自民党系無所属として立候補予定でした。
- しかし、公示日直前に、今村さんが、保守が割れるのは良くないとの理由で立候補を取りやめ、自民党系の立候補者はすがわらさんに一本化されました。
- 10月18日には、自民党本部がすがわら候補を追加で推薦することを発表し、現在、すがわら候補は自民党推薦候補者となっています。
- その前の10月17日には、石神井公園駅前において、惜しくも新総裁になることができなかった高市早苗前大臣がすがわら候補の応援に駆け付けていただき、1000人以上の方々が真剣に耳を傾けてくださいました。私も僭越ながら、一言、話をさせていただきました。
- その演説会の模様はYouTubeでアップされていますので、ぜひご覧ください。
https://youtu.be/7ad70TVxDV0
東京28区の候補者
- 江崎さなえ(参政党)
- 安藤たかお(自民党)
- 奥村よしひろ(国民民主党)
- 高松さとし(立憲民主党)
- 藤川たかし(日本維新の会)
- たかの直美(日本共産党)
- 自民党の安藤候補は、3年前の衆議院選挙で、惜しくも敗れてしまい、その後の3年間、コツコツと地域を回り、知名度向上を図ってきました。
- 現役の医師であり、病院の理事長でもあるのですが、とても物腰が柔らかで、優しい方です。
- 会えば必ず、同様の印象を持たれると思います。
- それだけでなく、医師ですので、医療業界や、介護、福祉分野については博識で、政策にも強いのは当然としても、それ以外にも、病院の経営者的視点もお持ちの方であり、福祉分野の振り分ける予算をどうやって生み出すのか、税収はどうやって増やしてけばいいのかなど、経済政策についても明るい方です。
- 今後、安藤候補のところでも、各所で応援弁士を呼んでの街頭演説会が開催されますので、ぜひX等をチェックいただければと思います。
https://x.com/AndoTakao1959
5. 期日前投票の利用について
- 投票日は10月27日(日) ですが、当日都合がつかない方のために、 期日前投票 も行われています。
- 行政用語では 「期日前投票」 と表記し、 投票券がなくても手ぶらで投票可能 です。
- 区内の7か所の区立施設で、東京9区・28区どちらの投票も可能です。ぜひ活用ください。