こんにちは。
練馬区議会議員の佐藤力です。
今回は、「インフルエンザはいつ収束するのか?」というテーマについて、最新の状況を踏まえながら分かりやすく整理してお伝えします。
結論から言うと、「何月に必ず収束する」と断言することはできません。
ただし、現在は再拡大の局面にあり、少なくとも3月にかけては引き続き注意が必要です。
受験や定期テスト、そして年度末の慌ただしい時期でもあります。ご家庭でも、今一度しっかりと備えていただきたいと思います。
目次
1.インフルエンザはいつ収束するのか
「インフルエンザはいつ収束するのですか?」というご質問をよくいただきます。
結論としては、「◯月に必ず収束する」とは言い切れません。
インフルエンザの流行は、その年の気候や人の移動、学校現場での広がり方、ウイルスの型などによって大きく左右されるためです。
しかし、今の状況を見る限り、すでに落ち着いたとは言えません。むしろ再び流行が広がっている局面にあり、少なくとも3月にかけては警戒が必要な状況です。
2.今季はなぜ注意が必要なのか
厚生労働省の最新公表値では、令和8年第6週(2月2日〜2月8日)の全国の報告数は164,744人でした。
定点当たり報告数も43.34となっており、全国的に警報レベルが続いています。
また、東京都でも第5週(1月26日〜2月1日)に再び警報基準を超え、今シーズン2度目の警報となりました。これは統計開始以来初めてのケースです。
さらに、この週に確認されたウイルス型の約9割がB型だったことも特徴です。
一般的に、シーズン後半にB型が広がることはありますが、今季はその影響がかなり大きく出ていると考えられます。
つまり、今季は「一度落ち着いたように見えて、再び広がる」という、いわば“二波”のような状況になっている点が大きな特徴です。
3.練馬区内の状況
練馬区でも、流行の影響ははっきりと出ています。
2月18日時点で、区立の幼稚園・小中学校では、インフルエンザによる臨時休業が28校(園)、45学級にのぼっています。
学校や園では、集団生活の中で感染が一気に広がることがあります。
特にこの時期は、学年末に向けた行事や試験も多く、体調管理が非常に重要です。
子供がいるご家庭では、「少し元気がない」「なんとなくいつもと違う」といった小さな変化も見逃さず、早めに対応することが大切です。
4.登園・登校の目安
インフルエンザの潜伏期間は、一般に1日〜4日程度とされています。
また、子供たちの登園・登校については、学校保健安全法施行規則に基づき、次の基準が基本です。
- 発症後5日を経過していること
- かつ、解熱後2日を経過していること
- 幼児の場合は、解熱後3日を経過していること
熱が下がったからすぐに登園・登校できる、というわけではありません。
周囲への感染拡大を防ぐためにも、この基準をしっかり確認しておくことが大切です。
5.予防と早めの対応が大切
治療薬には、飲み薬や吸入薬など複数の種類があり、1回の服用で済むタイプもあります。
ただし、年齢や症状によって適した薬は異なるため、受診した際に医師とよく相談してください。
そして何より大切なのは、基本的な感染対策を徹底することです。
手洗い、咳エチケット、こまめな換気。
必要な場面ではマスクを着用し、少しでも体調が怪しいと感じたら、無理をせず早めに受診し、しっかり休養を取ることが重要です。
特にこれからは、受験、定期テスト、卒業や進級を控えた大切な時期です。
「これくらいなら大丈夫」と無理をしてしまうと、本人にとっても周囲にとっても大きな負担になりかねません。
まとめ
今季のインフルエンザについては、「◯月に必ず収束する」と断言することはできません。
ただ、現状は再拡大局面にあり、少なくとも3月にかけては注意が必要です。
全国でも警報レベルが続き、東京都では今季2度目の警報、練馬区でも学校や園での臨時休業が相次いでいます。
特に今季はB型を中心とした流行が目立っており、引き続き警戒が必要です。
ご家庭でも、基本的な感染対策を徹底し、体調不良の際は無理をしないこと。
それが、自分自身を守るだけでなく、家族や学校、地域を守ることにもつながります。
引き続き、正しい情報をもとに、落ち着いて対応していきましょう。




