こんばんは。
練馬区議会議員の佐藤力です。
今週の佐藤力チャンネルのテーマは、「4回目のワクチン接種」についてです。
今月末から新型コロナウイルスの4回目のワクチン接種が始まります。対象や接種時期、接種方法等についてお話していきます。
●4回目のワクチン接種
さて、新型コロナウイルスの陽性者数は、減少傾向にあるものの、今も毎日4,000人前後と高止まりを続けています。
そんな中でも、厚生労働省の専門家会合は、屋外で周りの人との距離が十分にとれた場合、または、距離が十分にとれない場合でも、徒歩で移動する時などに、会話が少なければ着用する必要はないとの考え方をまとめました。
これから少しずつウィズコロナを見据えて、コロナとともに日常生活を取り戻していく方向に徐々に舵を切っていくことになります。
その中で、4回目のワクチン接種がはじまります。
このワクチン接種は、これまでの重症化および感染拡大防止のためのワクチン接種から、重症化予防に主眼を置いたワクチン接種となります。
新型コロナウイルスのオミクロン株が流行してから、ウイルスの弱毒化が進み、致死率が低くなってきました。
しかしながら、まだまだ高齢者の方や基礎疾患をお持ちの方は、重症化のリスクが高い状況にあります。
そのため、今回の4回目のワクチン接種の対象は、『60歳以上の方』、または、『18歳以上の基礎疾患のある方、重症化リスクが高いと医師が認める方』となっています。
60歳以上の方は時期が来たら自動的に接種券が届きますが、60歳未満の方は、1回目の接種時に基礎疾患を理由に接種券の発行申請を行った方や、身体障害者手帳をお持ちの方など、こちらに列挙した方以外は、申請が必要です。
接種時期は、3回目接種してから5か月後となります。
接種券の発送時期は、1月12日までに3回目を接種された方は5月23日。それ以降は、1週間ごとに発送していきます。
ワクチンの種類は、ファイザーとモデルナです。
接種予約開始日は5月27日正午からとなります。
※国の閣議決定により、4回目接種の開始が5月25日(水)からとなりました。そのため、個別接種会場での接種開始も25日(水)からとなります。また、集団接種会場での接種開始については、28日(土)からとなります。
接種会場は、約350の診療所と、6か所の病院、2か所の区立施設となります。
予約はこれまで同様、電話やインターネットですることができます。
ワクチン接種が無料で受けられる期間は、今のところ、今年の9月30日までとなっています。
そこに向けて、今後は、感染症法上の位置づけなどの議論も活発化していくのではと考えています。
これからは、コロナとうまく付き合いながら、日常生活を取り戻し、日本経済の回復に尽力していくことが重要であると考えます。
これからも、区民の皆さんの生活や地域経済を支えるために、積極的に経済対策を実施するよう練馬区に求めてまります。