子宮頸がん予防ワクチンは25歳の方まで接種できます!【練馬の力】


こんばんは。
練馬区議会議員の佐藤力です。

今週の佐藤力チャンネルのテーマは、『子宮頸がん予防ワクチン』についてです。
子宮頸がん予防ワクチンは、昨年より積極的勧奨が再開され、接種の機会を逃した方へのキャッチアップ接種や、自費で接種した方への費用の助成を行っていてます。今回はこのことについてお話していきます。


●子宮頸がん予防ワクチン

さて、子宮頸がんワクチンについては、平成25年4月に定期接種に追加されましたが、体の痛みなどを訴える女性が相次いだため、開始2か月後に積極的な接種の呼びかけを中止しました。
その後、昨年10月、厚生労働省の専門家部会が、呼びかけを再開するかどうか議論を始め、11月、海外の研究など最新のデータに基づき、安全性について特段の懸念が認められないことを確認し、積極的な勧奨を再開することを決めました

子宮頸がんは、世界的にも、女性がかかるがんの中で2 番目に多いがんとなっています。
日本では毎年約11,000 人の方が子宮頸がんにかかり、約2,800 人の方が亡くなっています
また、30 歳代までにがんの治療で子宮を失う方も毎年約1,200 人いらっしゃいます。
そのため、子宮頸がんは、子育て中の母親の命をうばうことから「マザーキラー」とも呼ばれています。
子宮頸がんの原因は、95%以上がヒトパピローマウイルスの感染によるもので、4価ワクチンを17 歳未満で接種すれば、子宮頸がんのリスクを88%、17 歳以降では53%抑えることができると報告されています。

これまでも練馬区議会において、安心して接種できるようにするために、科学的なエビデンスに基づいて、ワクチンのメリット・デメリットを丁寧に説明すること。
そして、無料接種期間が過ぎた方が接種を希望した場合、接種費用を助成すること。
さらには、より効果の高い「シルガード9」という9価ワクチンも早期に定期接種の対象にするよう求めてきました。

現在、積極的勧奨の差控えにより、接種機会を逃した方に対して、接種ができるキャッチアップ接種が行われています。
期間は令和7年3月末までで、対象者は平成9年度生まれから平成17年度生まれまでの女性の方です。

対象者には、先月30日に予診票やリーフレットが送付されていますので、ご確認ください。

また、すでに自費で接種したよという方に対しては、費用の助成も行っています。
こちらは申請が必要です。
詳しくは、練馬区HPをご覧ください。
https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/hoken/yobo/HPVsyoukannbarai.html

まだまだ、安全だと言われても、不安だなと思う方もいらっしゃると思います。
その方は、まずは、かかりつけ医か、接種を予定している医療機関でよくご相談いただければと思います。
不安を抱えたまま接種するよりも、不安を解消して接種した方がよいと思います。

https://satoriki.net/line/

https://linktr.ee/RIKI.SATO


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