【練馬区】大江戸線が延伸実現に向けて大きく動き出す


こんばんは。
練馬区議会議員の佐藤力です。

さて、今回のテーマは、「大江戸線延伸」についてです。


大江戸線延伸

先日、小池都知事から都議会の場において、大江戸線延伸を前へ進める発言がありました。

そもそもなんで大江戸線の延伸が必要なのかというと、練馬区には23区でも数少ない、最寄りの駅まで1km以上離れ、交通の不便な鉄道空白地域がいまだ存在しています。

この図の黄色と赤色で塗られている地域が鉄道空白地域です。

大江戸線延伸が実現すれば、この鉄道空白地域を改善することができます。

また、新宿など都心へのアクセスが向上することにより、通勤・通学が多い住宅都市である練馬の魅力をさらに高め、若年層の流出抑制や、転入人口の増加、そして、生活施設の充実などが促進され、新たな企業や店舗の増加による雇用の創出、集客力の向上による商業の活性化、利便性向上によるまちの活性化など、さまざまな効果が期待できます。

これまで、練馬区では、地域の方々とともに延伸地域のまちづくりに積極的に取り組み、補助230号線の整備を促進し、大江戸線延伸について東京都と実務的協議も進めてきました。

その成果として、国の諮問機関である交通政策審議会の答申において、「「進めるべき」6つのプロジェクト」の一つに選ばれています。

また、昨年、東京都が公表した「『未来の東京』戦略ビジョン」においても、「関係者と、事業化について協議・調整を進める」とされています。

さらには、今年度は、東京都が初めて、「地下鉄12号線(大江戸線)の延伸に関する調査」という名目で予算を計上しました。

実施主体である東京都交通局が、大江戸線の名称を出した予算を計上したということは、実現に向けて、さらに力を入れて取り組んでいくという決意の表れです。

大江戸線延伸の実現に向けて課題となっているのは、事業の収支採算性です。

練馬区も東京都もこの収支採算性の向上に向けて検討を重ねてきました。

そんな中、今回、小池都知事が、『副知事をトップとする庁内検討組織を立ち上げ、練馬区と一層連携を図って、課題解決や今後の進め方についてスピード感をもって検討していく』と述べました。

また、今年、東京都が発表した「『未来の東京』戦略ビジョン」において、これまでの「関係者と、事業化について協議・調整を進める」から「事業化についての検討を実施」と前進した表現となっています。

過去の事例から見ると、このように公に検討組織を立ち上げる発表したあとは、そう時間がかからずに、事業が実施されています。

引き続き、練馬区の悲願である大江戸線延伸の実現に向けて取り組んでまいります。


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