こんばんは。
練馬区議会議員の佐藤力です。
さて、今回のテーマは、「4年前に掲げた公約」についてです。
●4年前に掲げた公約
さて、皆さんから多大なるご支援をいただき、練馬区議会に押し上げていただいてから、もう4年が経とうとしています。
今、日本において、少子化、人口減少という問題はますます大きな問題として重くのしかかってきます。
練馬区においても、この影響は大きく、高齢者福祉や介護、医療など社会保障経費が増大し、練馬区の判断で抑制・削減が困難な義務的経費が予算の5割以上を占めるなど、厳しい財政状況が続いています。
さらに、税収等においても厳しい状況が続いており、今年は、基金と起債合わせて約120億円を活用しています。
今後も同様のペースで基金の取り崩しを続ければ、基金は数年で底をつき、起債残高が大幅に増加する可能性があります。
その中ではありますが、練馬区にはまだまだポテンシャルがあるということを、練馬区の職員として働いていた時に実感しています。
もっとこの生まれ育った街、練馬のために働きたいと思い、5年前、練馬区を辞め、皆さんのお力添えのおかげで、練馬区議会議員になることができました。
私が当選したのは、平成31年4月。
さあ、これから、選挙に掲げた公約を中心に、さまざまなことをしようと行動していた矢先、当選翌年の早々に新型コロナウイルスが世界中にまん延し、4月7日には緊急事態宣言が発令され、外出自粛などとなり、世界中が大混乱となりました。
今、ようやくウィズコロナに向けて移行が進んでいますが、私の任期の8割近くがコロナに大きく影響を受け、思うような活動ができない期間でした。
その中で、自分には何ができるだろうと考え、始めたのが、練馬区職員時代に培った広報力を活かして、正しい情報を整理して分かりやすく伝え、区民の皆さんの不安を取り除くということでした。
そこで始めたのが、今、皆さんがご覧いただいているYouTubeです。
記念すべき1本目の動画は、国民一人当たり10万円を支給する特別定額給付金についてでした。
当時は、給付されることだけが報道され、いつ、どのように給付されるのかなど、情報が錯そうしており、不安な声が拡がっていました。
そこで、情報を整理して、分かりやする伝えようと思い、動画にしました。
動画編集経験なんてなく、最初は手探りであったため、1本の動画を作成するのに下手すると10時間程度かかっていましたが、毎週1~2本ずつ投稿をし、現在までの投稿本数は250本以上となっています。
また、それ以外にも、発熱外来や税金の猶予など、コロナ関連で必要な問合せ一覧を作成し、地域に配布したり、区政の最新情報をSNSやレポートとして配信したりしてきました。
その他、情報発信以外には、地域の方から寄せられる声に耳を傾け、カーブミラーを付けたり、道路を舗装し直したり、学校のICT化を促進したり、防災対策として非常用簡易トイレを配布したり、帯状疱疹ワクチン接種の助成を実現したりなど、一つ一つ実行してきました。
また、選挙の時に掲げた公約である、医療や介護施設の拡充、子育て支援の充実、災害対策、大江戸線延伸などなど、着実に取り組み、80%を達成することができました。
詳細は以下のリンク先をぜひご覧いただければと思います。
ビジョン・政策(第Ⅰ期:2019~2023年)の達成状況
4年間の任期で、実現できたものもあれば、なかなか思うように前に進まなかったこともあります。
正直、区職員と課題に対して向き合っていて、なかなか理解されないことや、対応の遅さにいら立ちを覚えることもありました。
私も区の職員だったから、分かる部分もありますが、区役所の論理ではなく、真に区民の皆さんにとって、将来の練馬区にとって必要なことは何かという観点から、これからも練馬区と、時には協力しながら、時には闘いながら、実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。
先ほども言いましたが、これからは、人口減少、少子化、高齢化が、今後ますます練馬区に、日本に、非常に大きな問題としてのしかかってきます。
ここにしっかりとくさびを打ち込み、対策を取っていかなければならないと考えています。
今後、何をしていくのか。
今回の選挙で掲げる公約については、後日、動画等にてお伝えいたします。