おはようございます。
練馬区議会議員の佐藤力です。
今年最後の動画です。
年末年始は犯罪が増加する傾向にあります。練馬区で発生した闇バイトに絡んだ強盗などをもとに、防犯対策について解説します。
最近発生した事件の傾向
- 今年9月、練馬区大泉町で少年5人が窓ガラスを割って民家に押し入り、住人を脅し傷害を負わせた事件が発生しました。11月にも同じ大泉町で男性が暴行を受け金銭を奪われる事件が起きています。
- 特に注目すべきは、こうした強盗事件の被害者が以前、特殊詐欺の被害に遭っていた点です。詐欺被害者の情報が闇ルートで取引され、次の犯罪標的となるケースが増えています。
- 昨年の練馬区内では、振り込め詐欺93件、被害総額は約1億5000万円、強盗事件19件が発生。個人情報の流出が犯罪に繋がるリスクが高まっています。
怪しい訪問者への対処方法
- 最近、知人宅に「道路工事の挨拶」を装った若い男性が訪問しました。しかし、名刺の提示を求めると「持っていない」と回答。調査の結果、訪問者が名乗った会社は実在しませんでした。この後、警察に相談したところ、「こうした訪問者が家の内部を確認し、後日強盗に及ぶケースもある」との注意喚起がありました。
- このような手口では、一人暮らしの高齢者などが特に狙われる可能性があります。
防犯対策のポイント
- 名刺や会社情報の確認
訪問者や電話での申し出が怪しい場合、詳細を求めましょう。名刺を提示できない場合は注意が必要です。 - 断る勇気を持つ
怪しいと感じたら、その場で断ることが最善です。 - 警察や区役所に確認する
電話で区役所や警察を名乗る相手には、一度電話を切り、公式の連絡先から確認を取るようにしましょう。 - 家に入れない
訪問者がどのような理由を述べても、安易に自宅に招き入れるのは避けましょう。 - 不審な点を通報する
明らかに怪しいと感じた場合は、速やかに警察へ相談してください。
犯罪がいつどこで発生するかは予測できませんが、防犯意識を高めることで被害を未然に防ぐことができます。ご自宅や日常生活における安全対策を今一度見直し、安心して暮らせる環境を築いていきましょう。